2018/06/03

20年前を思い出す

ずいぶん前に、メールでVB De FilMtnのバグ報告があり、バグの修正をしていてふと気が付いたのですが、VB De FilMtn Version 0.10という最初のバージョンが公開されたのは、1998年の9月だったそうです。(ドキュメントより)
記憶では、0.10が公開されるずいぶん前から作っていたので、20年以上前から同じソースを弄繰り回していたことになります。
これ、よく考えると凄い事だよね?

まずは、Visual Basic 6.0のアプリケーション実行環境が20年間存在する件
これは、Microsoftの後方互換性が素晴らしい事だと思います。Windows 10で、x64環境でもVisual Basic 6なアプリケーションが動くのは凄い!OSにランタイムが最初からインストールされているもんねぇ~。開発環境も、仮想環境でx86なWindowsであれば、普通に動くし。Visual Studio 6がいくらしたか忘れちゃったし、高かったことしか覚えていないけど、これは元が取れているね。

次に、VB De FilMtnを20年後もメンテナンスしている件
作っていた本人は、きっと20年先もメンテナンスし続けるぞ!とは思っていなかった、というか考えてもいなかった。プログラムの需要が20年後もあるとは...。

最後に、VB De FilMtnを後方開発ツールで移行していない件
ごめんなさい。新しいVisual Studioの新しいバージョンが出るたびに、挑戦し続けているんだけど、途中で飽きちゃうんだよね。
自分の中で、今動いているプログラムをリプレースするモチベーションとか、時間とかなかなか確保できないしぃ~みたいなぁ~。
べ、別に新山(へろぱ)が、VB6でしか開発ができないってわけじゃないんだからねっ!

あの時の自分にあって、今無いものは、趣味的プログラムに時間を割り当てる能力、なのか?
今の時代、プログラミングで自分の時間を使わなくても、色んな消費コンテンツが溢れていますもんね。
ラノベを読んだり、Netfrixでアニメを観たり、ガンプラ作ったり。

20年前を思い出すと、ちょうど子供が生まれる前、結婚したてだったと思います。パソコン通信由来のネット友達と、メーリングリストで、VB De FilMtnのβ開発でいろいろやり取りしていたなぁとか。
まだ、新婚だったので結婚前の生活のリズムが生きていた。
職業もプログラマーじゃなかったし、今ほど消費コンテンツが溢れていなかったので、パソコンで何をやるかといえば、プログラムくらいしか自分にやれることはなかった。
マシンも非力でハードディスクの容量も1GBも無かったし、Windows 98だったし、ネットのインフラはISDNだったし、ビデオのメディアはレーザーディスクとVHSだったし、クルマはレガシイだったし、携帯電話持ってなかったし。

(次回に続く)<続きません

0 件のコメント: